「結婚挨拶の手土産の渡し方」完全ガイド|マナーと好印象な渡し方
手土産・プチギフト/
2025.08.27

「結婚挨拶の手土産選びで本当に喜んでもらえるものとは?」「マナーはこれで合っているのかな?万が一ご両親へ失礼があったら…」など、人生の大きな節目だからこそ、ご両親への気持ちは、結婚挨拶の手土産ではきちんと形にして伝えたいですよね。
しかし、品物選びから渡し方のマナーまで、考えなければならないことが多くて困ってしまいます。また、結婚挨拶では好印象を残したいもの。特に初めてなら、その悩みは一層深まるでしょう。
本記事では、そんな初めての結婚挨拶の手土産の不安を解消し、好印象を残せるようなギフトを選べるよう、具体的におすすめギフトをまとめました。
さらに相手に合わせた結婚挨拶の手土産の選び方のコツ、知っておくべきマナー、避けるべきNG・タブー、そして皆さんが抱く疑問点まで、幅広く徹底解説をします。ご両親への気持ちがきちんと伝わり、好印象を持って貰えるような素敵な手土産選びを、ここから始めましょう。
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白川さやか
ギフトコンシェルジュ/Atelier GIFT 編集部
『「今」を贈る、心からのギフト。』を合言葉に、Atelier GIFTで年間2,000件以上のギフト選定をサポート。自分自身も年間30件以上のギフトを贈るほど、贈りもの好き。喜ぶ顔を見るのが何よりの原動力です。実体験に基づいたリアルな視点で、贈る人の気持ちに寄り添いながら、受け取る人の心にも残るギフトをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
INDEX
場所別|結婚挨拶における手土産の渡し方

手土産を持参する際、場所別での結婚挨拶における手土産の渡し方のマナーが違います。手土産を渡す場所や渡し方、渡すタイミングに気を遣うのがポイントです。結婚挨拶になれば尚更、きちんとルールを守らないと失礼になってしまうので基本的なルールを押さえておきましょう。
ここでは、場所別での手土産を渡すときに知っておきたい基本的なマナーを分かりやすく解説します。それぞれ意味合いや渡す目的が異なるので、シーンに合わせて適切な贈り方ができるようになりましょう。
自宅編
両親への結婚挨拶に必須ともいえる手土産。どこで挨拶をおこなうのかは、事前に彼や彼女に好みを聞いた上で準備しておく必要があります。
事前準備は好みを聞くだけでは少し不十分です。当日の渡し方もシミュレーションしておくと、スマートかつスムーズに手土産が渡せて、手土産によっては会話のキッカケにもなります。
ここでは、自宅での挨拶の際の渡すタイミングや手順・場所や部屋別での注意点など、比較しながら解説していきましょう。
渡すタイミング
結婚挨拶の手土産を渡すタイミングは、結婚挨拶の場所で異なります。実家なら部屋に通されてからの歓談前、部屋に通してもらってからが一般的なマナーです。結婚挨拶の場では、緊張して「はやく手土産を渡さなければ」と焦ってしまうかもしれませんが、玄関先で渡さないようにしましょう。
渡す際は持ってきた紙袋や風呂敷から出し、相手のほうに正面を向けて両手で差し出すと丁寧な印象を持たれます。また、紙袋はきちんと持ち帰るようにしましょう。
また、手土産を渡す相手は父親か母親、どちらにすればよいのかわからなくなりますよね。
手土産は「手土産を持参した人」、つまり女性の実家に行く場合は男性が、男性の実家に行く場合は女性が渡します。そうすることで好印象にもつながりやすいですね。
できるだけ親が2人揃っているタイミングで、それぞれの顔を見ながら手渡しましょう。もしも、父親用と母親用で別々に手土産を用意した場合は、それぞれに手渡しするのがマナーです。
渡し方の手順
結婚挨拶での手土産の渡し方について紹介しましょう。実家(ご自宅)の場合は、どこのおうちも渡し方は大きく変わらないのでポイントを押さえておくとよいですね。
- 部屋に通されてから渡す
- 手土産を渡す
- ご挨拶をする
- 紙袋・風呂敷は持ち帰る
結婚挨拶の手土産だけではなく、手土産の場合部屋に通されてから渡すのが基本です。玄関先で渡さないといけないもの(冷蔵・冷凍品)の場合は例外とします。
通されて全員着席してから、相手の正面が包装の正面になるように持ち、直接両手で相手に渡します。
手土産を渡すときには、一言添えると好印象になります。「〇〇さんから、甘いものがお好きだと伺ったので。」など、「相手の親が好きなものを選んだ」という気持ちを伝えると好印象です。「つまらないものですが。」という、一見謙遜している言葉は避けるようにしましょう。
手土産を入れている紙袋や風呂敷は、手土産のほこりよけのものなので、畳んで持ち帰るのが一般的なマナーです。
部屋別の注意点
ご実家の部屋に通された際、洋室と和室の場合があります。洋室と和室で手土産の渡し方は異なるので、洋室と和室での手土産の渡し方の違いと注意点を紹介しましょう。
- 洋室の場合
全員が揃って着席をしてご挨拶が済んだら手土産を紙袋から出します。相手の正面が包装の正面になるように持ち、直接両手で相手に渡します。
- 和室の場合
部屋に通されたら座布団の脇などに一度手土産を置きます。挨拶の後、その手土産を自分の正面に置いてから、あらためて相手の正面になるよう向きを調整します。両手で持って相手に差し出します。
共通点は、手土産をテーブルや机の上に置かないことです。椅子や畳の上に置き、ご両親の前に両手で差し出すようにしましょう。また、机を挟まないようにご両親と向き合って両手で差し出すのも一般的なマナーです。
外食・お店編
結婚挨拶の挨拶の席はご実家のみとは限りません。外食やお店などで渡す機会も出てくるでしょう。その際、実家とは違い、渡すタイミングや渡し方の手順が変わります。実際、どのようなマナーの違いがあるのか紹介していきます。
ご実家と思っていたら外食に誘われたり、お店での待ち合わせになることは少なくありません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
渡すタイミング
結婚挨拶で外食する際、手土産は食事の最後に相手が帰るタイミングで渡すのが一般的です。レストランや料亭など、ご実家以外で手土産を手渡す場合には、持ち帰りに紙袋が必要になるため、新しい紙袋を用意してお渡しします。先に品物を渡すと荷物になるので注意しましょう。
一度紙袋から出して手渡しするのは自宅の際の手渡しの所作と変わりませんが、その後に「お持ち帰りの際にご利用ください」といって、自分が持ってきたものとは別の新しい紙袋を一緒に渡す行為は変わってきます。手土産を準備する店舗で、持ち帰り用の新しい紙袋を用意しておきましょう。持ってきた紙袋は自分で持ち帰るようにします。
最近では、外食などの場合を想定し、紙袋から出さずに「袋のまま失礼します。」と一言添えて、両手を紙袋に添えてお渡しするケースも増えているので袋のままでも失礼にはなりません。手土産をスムーズに渡せるのであれば、こちらの方法で渡してもよいでしょう。
渡し方の手順
外食やお店の場合の渡すタイミングは分かりましたが、外食の場合どのような渡し方がよいのでしょうか。ここでは、ご実家とは違う結婚挨拶の手土産を渡す手順を紹介します。
- 紙袋から出し両手で渡す
- 一言添える
- 手提げ袋を渡す
紙袋から品物を出し、手土産を両手で包み、商品の正面が相手側に向くように両手を添えて渡します。
謙遜の言葉ではなく「心ばかりの品ですが」など、ポジティブな言葉を添えます。「つまらないものですが。」という謙遜語は避けましょう。
手土産を渡した後に「お持ち帰りください」と、自分が持参した手提げ袋や新しい紙袋を渡します。
これらは、ほとんどご実家の場合と変わりませんが、必ず食事の後に渡すことが全く違うポイントです。食事の後なので、紙袋のまま渡しても失礼になりません。その場合は、「袋に入れたまま失礼いたします。」など一言添えて、袋の底と側面に手を添えて渡すと好印象でしょう。
結婚挨拶で手土産を渡す際の言葉【例文あり】

手土産のタイミングなどは解説しましたが、結婚挨拶で手土産を渡す際の言葉も大切です。渡す際の言葉で印象も変わりますよね。ここでは、そんな結婚挨拶の手土産を渡す際のご挨拶を紹介しましょう。
結婚の挨拶で手土産を渡す際は、品物だけではなく感謝と気遣いを伝える言葉を添えます。相手の好みを知っている場合は、その気持ちを率直に伝えるだけでも好印象を持たれやすいです。また、「つまらないものですが。」というネガティブな言葉は避けましょう。以下のようにシーン別で例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【感謝と気遣いを伝える言葉】
- 「本日はお招きいただきありがとうございます。心ばかりの品ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」
- 「ささやかですが、どうぞお召し上がりください。」
- 「お口に合うと嬉しいのですが。」
【手土産の背景を伝える言葉】
- 「〇〇さんからお好きだと伺いましたので。」
- 「私の地元の名産品です。」
結婚挨拶における手土産のマナー

結婚挨拶における手土産では、品物選びだけでなく相場やのしなどのマナーも大切です。ご両親へご挨拶をしっかりおこない、今後の良好な関係を築くためにも、基本的なマナーはしっかりと押さえておきたいものです。
ここでは、結婚挨拶の手土産の相場・のしの有無に分けて解説します。
- 相場|3,000〜5,000円が目安
- のし(熨斗)|基本的には不要
これらのマナーを守ることで、感謝やこれからの意気込みなどの気持ちがより深く相手に伝わるでしょう。
相場|3,000〜5,000円が目安
結婚挨拶に持参する手土産の相場は、3,000〜5,000円程度が一般的です。高すぎると相手に気を遣わせてしまう可能性があるため、上限でも5,000円程度を意識しましょう。
逆に、あまりにも安い手土産は相手に対する敬意が伝わりにくく、場合によっては失礼にあたる可能性もあります。相手の好みや地域性を考慮し、日持ちする個包装のお菓子など、気持ちが伝わる品を選ぶことが大切です。
品物の選び方のポイントとして、持ち帰ってゆっくり食べられるように、日持ちのする皆で分けやすい個包装のお菓子などがよいでしょう。また、会話のきっかけになるものとして、故郷の銘菓や話題のお菓子なども喜ばれます。
のし(熨斗)|基本的には不要
一般的に、結婚挨拶の手土産にのし紙は「いらない」というのがマナーとされています。結婚が決まっておらず、まだ承諾を得る前段階であるため、お祝いの意味合いを持つ「のし」はつけません。
しかし、より礼儀正しい印象を与えたい場合や、相手がフォーマルな雰囲気を好む場合は、のしを付ける選択肢もあります。TPOに合わせて選ぶようにしましょう。
のしを付けない場合は、代わりに包装紙で丁寧にラッピングすることで見栄えを良くし、手土産が汚れから守られるようにしましょう。包装紙は単に飾る意味だけではなく、汚れから守る意味もあり、さらに受け取ったご両親の印象も違います。用途によって包装紙も使いわけるのがよいですね。
とくに弔事用の包装紙は使わないように注意しましょう。結婚挨拶にふさわしい柄として華やかな柄やシンプルな柄が好まれます。日本には四季があるので、時期にあわせてカラーやお花の柄を選ぶのもおすすめです。
結婚挨拶における手土産の選び方

結婚の挨拶は人生でも何回もあるものではありません。そこで、結婚挨拶における手土産の選び方はとても大切になります。できるだけ、ご両親に喜んでいただき好印象をゲットしたいものですね。
しかし、何を持参すればよいか迷ってしまう方も少なくないでしょう。ここでは、結婚挨拶での手土産選びで大切にしたいポイントを3つご紹介します。
- 両親が好きなものを選ぶ
- 個包装で日持ちするものを選ぶ
- 縁起のよいものを選ぶ
これらのポイントを押さえることで、きっとご両親へ気持ちが伝わる素敵な手土産が見つかるでしょう。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
両親が好きなものを選ぶ
結婚挨拶での手土産では、ご両親の好みや趣味をリサーチして選びましょう。お酒好きならお酒、甘いものが好きなら和菓子や洋菓子など、好きなものを前もって知っていれば品物も絞りやすいですよね。
また、ご実家に他のご家族やお孫さんがお住まいの場合もあると思います。その場合は、ご両親の趣味趣向にプラスして、ご家族の好みもリサーチして品物選びをすると、さらに喜んでもらえるでしょう。
どのようなものが好きか分からない場合は、パートナーに聞いたり、身内の方に質問するのもひとつの方法です。大切なのはご両親に喜んでほしいと思う気持ち。リサーチをしっかりしてみましょう。
個包装で日持ちするものを選ぶ
結婚挨拶の手土産には、個包装で日持ちするものを選ぶとよいです。クッキーや焼き菓子など日持ちする洋菓子がおすすめで、ご両親に喜んでもらえるよう事前に相手の家族構成や好みを調べておくとベスト。落ち着いた色合いの包装で渡すのが一般的です。
できれば、相手の家族全員に配れる数の多いものを選び、相手に負担をかけないように気を配りましょう。個包装のメリットとして、切り分ける手間がなく、家族の人数が多い場合でも皆に配りやすいという特徴があります。また、衛生的に配ることができ、相手も安心して楽しめるのもよい点です。
また、個包装の品物を用意する上で注意したい点として、家族の人数よりも少し多めの個数入りを選ぶようにしましょう。また、賞味期限が長めのものを選ぶ配慮も大切です。ご両親やご家族の中にアレルギーをお持ちの方がいないかなどを確認しておくことも忘れないようにしましょう。
縁起のよいものを選ぶ
結婚挨拶の手土産で縁起のよいものを贈るのもおすすめです。最中やどら焼きのように「合わさっている」ものをはじめ、バウムクーヘンの年輪で「幸せを重ねる」「長寿・繁栄」を意味するお菓子は定番のギフト。
中でもカステラの贈り物には、「末長いお付き合いを」と祈念する意味があります。ほかにも、贈る相手の健康を祈るものとしての意味も持っているカステラ。賞味期限が比較的長く、素朴な味は万人受けするのも結婚挨拶の手土産向きです。相手に卵アレルギーなどがなければ一番に検討する人も多い王道の贈り物ともいえるでしょう。
鯛は「めでたい」という言葉にかけた有名な縁起物です。鯛の形をかたどったお菓子などもとても縁起のよい手土産になります。また、お茶漬けなら食欲のない朝や軽く済ませたい昼食、お酒を飲んだ後の締めなどいろいろな場面で活躍します。ほかにも、お茶漬けは賞味期限が長いので遠方に挨拶に行くときにも安心です。
結婚挨拶の手土産でダメなギフト一覧

結婚挨拶の手土産選びでは、相手を不快にさせる可能性のあるギフトもあります。結婚挨拶の手土産でダメなギフト一覧を紹介します。
間違った選択をしてしまうと、感謝の気持ちを伝えるどころか、逆に悪い印象を与えてしまいかねません。結婚挨拶という大切な席で好印象を持ってもらいましょう。以下の表を参考にしてみてくださいね。
結婚挨拶で縁起が悪いとされる品物 | NGな理由 |
---|---|
切り分けるお菓子羊羹やカステラ(切り分けられていないものはOK) | 「縁が切れる」と連想されるため |
割れるお菓子おせんべいや割れやすいもの | 「関係が割れる」と連想されるため |
刃物ハサミや包丁など | 「縁が切れる」と連想されるため |
日持ちのしないものケーキなどの生菓子や生鮮食品 | 日持ちがしないものはお相手に気を遣わせてしまうため避けた方がよい品物 |
高価すぎるもの | お相手の負担になるため |
アレルギーをお持ちの方が食べれないもの | せっかくの贈り物を召し上がってもらえらいため |
結婚挨拶におすすめの手土産3選

結婚挨拶での贈り物について解説してきましたが、ここでは結婚挨拶におすすめの手土産3選をピックアップして紹介していきましょう。
縁起物でもあるお菓子から、日常生活でも使いやすい品物などもおすすめしています。ご両親やそのご家族に喜んでもらえるようなラインナップになっております。ぜひ、結婚挨拶の品物選びの参考にしてみてくださいね。
和かろん。(6個)
マカロンのような愛らしい見た目は、箱を開けた瞬間にお母様の心を掴む、第一印象にぴったりの一品です。もちもちの皮にムースとあんこを挟んだ「和かろん。」は、和菓子の親しみやすさと洋菓子の華やかさを併せ持つ、まさに新食感のスイーツ。
上品な甘さ控えめの味わいは、お茶請けだけでなくワインなどお酒にも合うため、お父様にもきっと喜んでいただけます。「和風マカロンのような…」と渡せば会話のきっかけにも。
センスの良さと細やかな配慮が伝わる、結婚挨拶に最適な手土産です。

ザ・スウィーツ ミルクバウムクーヘン(15個)
結婚のご挨拶という大切な日に、これ以上ないほど最適な贈り物が「バームクーヘン」です。「年輪を重ねる」という縁起の良い意味が、二人の未来を祝福します。
北海道牛乳を使った優しい味わいは、ミルク・キャラメル・いちごミルクの3種類。ご家族それぞれの好みに応えられるため、あなたの細やかな配慮が伝わります。
何より、切り分ける手間をおかけしない個包装なのが最大のポイント。「気が利く、しっかりした人」という最高の第一印象を、この逸品と共に届けましょう。

カゴメ こだわり野菜を楽しむプレミアムポタージュ(8食)
野菜のプロ、カゴメが贈る贅沢なポタージュは、ご両親の健康を気遣う気持ちが伝わる、心温まる手土産です。「凛々子トマト」や「淡路島産たまねぎ」など、産地と素材にこだわり抜いた4種の味わいは、日々の食卓を豊かに彩ります。
温めるだけという手軽さも、お相手への嬉しい心遣いに。安心の国産ブランドが、あなたの誠実な想いをしっかりと届けてくれる一品です。

結婚挨拶の手土産の渡し方に関するよくある質問

さまざまな贈り物を紹介してきましたが、ここでは結婚挨拶の手土産の渡し方に関するよくある質問を紹介しましょう。
結婚挨拶での手土産を選ぶ際には、「こんな時はどうすればいいの?」と多くの疑問が浮かびますよね。なかなかレアな疑問だったり、人にも聞くことができないことなどもあるはずです。以下の2つを解説していきましょう。
- 手土産は、彼氏と彼女のどちらから渡すべき?
- 外食の後に家へ行く場合、どのタイミングで渡すのがいい?
ちょっとした悩みでも、ご本人にとっては一生に一回の大切なことです。これらの情報が、あなたの手土産選びの参考になれば幸いです。
手土産は、彼氏と彼女のどちらから渡すべき?
一般的に、挨拶に伺う側が相手の親御さんへ渡します。つまり、彼女の親へ挨拶に行く彼氏が、彼氏の親御さんへは彼女が手土産を渡します。
お互い、相手の親に挨拶をするのですから自分からご両親へ渡すようにしましょう。そして渡す相手は、父親でも母親でも問題ありません。ふたりへの手土産なのでどちらに渡してもOKです。
ただし、ふたりに贈っていると伝わるよう、ふたりとも目を合わせながら渡すようにしましょう。迷う場合は、男性は相手の父親へ、女性は相手の母親へ渡すようにします。自分と近い位置にいるほうに渡すなど、臨機応変に決めても問題ありません。もし父親と母親それぞれに手土産を用意する場合は、ひとりずつ渡すとよいでしょう。
外食の後に家へ行く場合、どのタイミングで渡すのがいい?
外食の後に家にいく場合、結婚挨拶の手土産を渡すタイミングは外食先ではなく、相手の家に到着して家にあがったタイミングで渡すのが適切なマナーです。
「せっかくの結婚挨拶の手土産なので、早く渡した方がよいのでは?」と思う方もいらっしゃいますが、ご両親の手荷物になってしまう可能性があります。外食先では手土産を置く場所がなく、相手に気を遣わせてしまうため、外食のタイミングで渡すのは避けましょう。
家に帰るというスケジュールがはっきりしているのであれば、出先ではなく家で渡すようにします。家では、まず部屋に通され、軽く挨拶をしてから着席する直前に渡します。手土産は紙袋から出して正面を相手に向け、持ち帰り用の新しい紙袋を用意して手渡すのが丁寧です。
まとめ
結婚挨拶の手土産で何を選ぶか、どのようなものが喜ばれるのかなど、結婚挨拶の手土産選びは考えることが多いですが、大切なのはご両親への「これからよろしくお願いします」という気持ちです。
今回ご紹介した結婚挨拶の手土産の選び方やマナーは、その大切な気持ちをご両親に誠意をもって伝えるための第一歩に過ぎません。
あなたの想いや、心を込めて選んだものであれば、きっとそのご両親を思う気持ちは伝わるはずです。この記事で得たヒントが、今後の結婚挨拶の手土産選びを少しでもサポートできれば幸いです。
お二人の新たな門出と、大切なご両親との素晴らしいご縁が、今回の結婚挨拶の手土産選びで良好に続いていくことを心より願っております。
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