【シーン別】手土産の相場｜失敗しない選び方やマナーを徹底解説

「おうちに招待されたけど手土産はどんなものがいいのか」「手土産の相場はどのくらいなんだろう…」など、どのようなシーンでも手土産の相場は気になりますよね。ましてや、ビジネスシーンでは、手土産でお相手に失礼があっては問題になってしまうかもしれません。

また、手土産の品物選びから贈る際のマナーまで、あまり知らない方も多く戸惑ってしまうことも少なくないです。「初めてのビジネスシーンでの手土産」「初めてのママ友のお呼ばれ」など初めての手土産なら、なおさら悩んでしまうでしょう。

この記事では、手土産の相場や選び方・基本的なマナーなども解説し、あなたの手土産の不安や疑問を解消します。

さらに相手に合わせた手土産の具体的な品物も紹介していて、読み手の方が一目で分かりやすい提案も満載です。手土産を持っていくお相手へ「敬意」の気持ちが伝わる、素敵な品物選びを楽しみましょう。

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シーン別一覧表｜手土産の相場早見表

渡すシチュエーションやお相手との関係性によって金額も変わってきます。ここでは代表的なシーンごとに手土産の相場を表で確認していきましょう。表を見てわかるように、手土産の相場は、2,000円〜5,000円程度が一般的です。

皆さんが手土産を選ぶ際に悩んでしまうのが、品物ひとつあたりの金額です。あまり安価なものを贈るのも失礼ですが、高価すぎても気を遣わせてしまいそうで悩む方もいらっしゃるでしょう。

以下の表では金額の相場をまとめています。さらに、次の項目ではシーン別手土産の相場について解説しているので、お悩みの方もぜひ参考にしてください。

手土産を贈るシーン	手土産の相場
ビジネス	2,000〜10,000円
友人・ママ友会	1,000〜3,000円
親戚	2,000〜5,000円
実家・義実家への帰省	2,000〜5,000円
結婚の挨拶・顔合わせ	3,000〜5,000円
引越しの挨拶	1,000〜3,000円

①ビジネス｜2,000〜10,000円

ビジネスシーンでは、取引先の会社を訪問する際にも手土産は必須で、訪問の目的によっても異なりますが、2,000円〜10,000円が相場です。お相手に失礼のない品物選びも大切になります。

初対面の場合は2,000〜5,000円、いつもお世話になっている取引先を訪問する際には5,000〜6,000円前後の手土産を用意しておくとよいでしょう。特別な挨拶など、誠意を伝えたい場合は、10,000円程度の高額なものを選ぶこともあります。

ただし、手土産に対する考え方は企業によってさまざまです。手土産を購入する前に必ず予算を確認するようにしましょう。

②友人・ママ友会｜1,000〜3,000円

友人の家に遊びに行く、泊まりに行く場合にも手土産など、みんなで食べられる1,000〜3,000円程度のお菓子を用意すると喜んでもらいやすいです。数時間の滞在なら1,500円程度の手土産でもよいでしょう。

ホームパーティーやバーベキューなど、家族ぐるみでお世話になる場合は3,000円前後と少し高めの手土産を持参するのもおすすめです。友人やママ友などに「お世話になります」という感謝の気持ちも伝わりやすくなります。

ほかの友人と一緒に参加する場合は、手土産の金額を合わせたり、一緒に購入すると少し高価なものでも持参することができるので、出し合って購入してもよいでしょう。

③親戚｜2,000〜5,000円

親戚への手土産は、2,000〜5,000円程度が相場です。親戚の集まる人数や年齢層、また、それぞれの好みに合わせて選ぶと喜ばれます。TPOに合わせた相場と品物のチョイスをしましょう。

年配の方が多い場合は、和菓子やお茶うけに最適なようかんなども喜ばれます。また、小分けになっているものは日持ちもするので便利です。お子さんの多い場合は、フルーツジュースやゼリー、洋菓子なども大変喜ばれます。

注意したいのが、日頃会わないからといって、高価すぎるもので相手に気を遣わせてしまうことです。実家よりも少し高めの品物がひとつと目安といえるでしょう。

④実家・義実家への帰省｜2,000〜5,000円

実家・義実家へ帰省する際の手土産の相場は2,000〜5,000円程度です。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの長期休暇に実家や義実家に帰省するという方も多いでしょう。

日帰りなど気軽に立ち寄りたい時は、気負いせず受け取ってもらえる2,000円程度の手土産、泊まりがけでお世話になるときは、お礼の気持ちを込めて5,000円程度の少し高級な手土産を用意するなど、状況に応じて選ぶのが望ましいです。

のしを付けることは珍しいですが、遠い義実家にはのしを付けることで日頃の感謝を表すことができます。

また、実家と義理実家への手土産は、それぞれ相手の年齢や好み、関係性、そして帰省の頻度によってふさわしい品物が変わります。一般的に、実家へは親しみが感じられる定番の品物、義理実家へは少し高級感のある品物を選ぶとよいでしょう。

⑤結婚の挨拶・顔合わせ｜3,000〜5,000円

結婚の挨拶や顔合わせの場合、3,000〜5,000円であれば、見栄えも良く品質の良さもよいので妥当な金額の相場になります。結婚の挨拶に持っていく手土産で意識したいのは、良識・常識のあるきちんとした印象ですよね。

また、あまり高価すぎるものを渡してしまうとかえって気を遣わせてしまうため、5,000円を上限に考えるとよいでしょう。菓子折りでも日持ちのするものが喜ばれやすいです。紙袋や風呂敷などがセットになっている品物などもきちんとした印象になります。

他にも、結婚のご挨拶をする二人の年齢も考えましょう。30代以上であれば、少し高価な手土産を渡しても良いでしょう。家柄やご家族の好みなど、よく話し合って決めることが大切ですね。

⑥引越しの挨拶｜1,000〜3,000円

引っ越しのご挨拶で渡す手土産として、1,000〜3,000円程度の品物がおすすめです。好みはわからないので、もらっても困らない日用品や調味料・菓子折りなどがよいでしょう。

引越しが決まったら、近所の方に手土産を持って挨拶に伺いたいものですよね。

一軒家の場合は、「向こう三軒両隣」という言葉があるように、自分の家から見て向かい3軒、両隣、後ろの家にご挨拶と手土産を持っていくようにしましょう。マンションの場合は、両隣と上下の階にご挨拶するのが一般的なマナーです。

大家さんやオーナーの方へのご挨拶は、これからお世話になることも多くなるため、少し高額にするようにしましょう。

失敗しない手土産の選び方

相手のことを思って手土産を選ぶ時間は、心が豊かになりますね。心を込めて一生懸命選んでくれたものなのか、間に合わせで適当に購入したものなのかは、相手に伝わってしまうこともあります。せっかくなら、渡す側も受け取る側も幸せな気持ちになれる手土産を選びたいですよね。

• 消えもの・個包装・日持ちするもので選ぶ
• 相手の好みに合わせて選ぶ
• 会話のきっかけになるものを選ぶ

ここでは、失敗しない手土産の選び方を3つのポイントに焦点を合わせて紹介していきましょう。

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消えもの・個包装・日持ちするもので選ぶ

手土産を選ぶ際に、消えもの・個包装・日持ちするものなどを選び、お相手にとって負担にならないような手土産を考えることが大切です。

さらに、家族構成や生活スタイル、年代などをベースに手土産を絞っていくとよいでしょう。例えば、焼き菓子でも個包装のものは来ている方々で分けることもでき、日持ちもするので喜んでもらいやすいです。

また、無難な品物でもありますが、言い方を変えれば、「誰にでも喜んでもらえるもの」にもなります。いただいた側の立場になって、無駄のない手土産を持っていくことで、お相手に気を遣わせない配慮もできるでしょう。

相手の好みに合わせて選ぶ

手土産を渡す際、相手の好みに合わせて選びましょう。贈り物上手な人は、相手の好みや家族状況を考えて手土産を選びます。好きな食べ物だけではなく、趣味趣向なども考慮するだけでも心のこもった贈り物になるでしょう。

さらに、「以前お会いした時に〇〇がお好きだと伺ったので選びました」「お嬢様と一緒に召し上がってください」などの一言があると、相手は嬉しく感じるものです。

結婚の挨拶やビジネスの訪問では一般的なマナーが伝わるものを、友人やママ友宅でのホームパーティーでは一緒にその場を楽しめるものなど、シーンに合わせた品物選びをするのも心のこもった手土産になりますね。

会話のきっかけになるものを選ぶ

手土産はただ品物を渡すだけでなく、訪問先への感謝や敬意を表すコミュニケーションツールでもあります。そのため、会話のきっかけになるような手土産を選ぶようにしましょう。

会社訪問などの際は、取引先の方が好きなものを前もってリサーチすることが大切です。手土産がきっかけで、会話が弾み商談へと話をもっていきやすくなることもあるでしょう。

義実家への訪問の際も、好みを聞いて手土産を持参すれば、会話のきっかけ作りとして好印象を持ってもらえるかもしれません。

友人やママ友などへの手土産でも、最近SNSで話題のスイーツや、おすすめの焼き菓子などを持参することで、さらに会話が盛り上がることもありますよね。さまざまなシーンに合わせた手土産を選ぶこともポイントです。

予算相場別｜もらって嬉しいおすすめの手土産

訪問先へ持っていくと嬉しい手土産を予算相場別で紹介していきましょう。せっかく手土産を持っていくなら「本当に喜ばれるものを選びたい」と思いますよね。

そこで、〜3,000円、3,000〜5,000円、5,000円以上など、さまざまな予算の品物がある中から、シーンに合わせた手土産の品物を厳選して紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

〜3,000円｜気軽に渡せるプチギフト・お菓子

3,000円以下の気軽に渡せるプチギフト・お菓子をまとめました。洋菓子、和菓子編の2パターンでご用意したので、相手の好みに合わせて選んでみてください。

洋菓子編｜スイーツアソート+S

パイ、バウムクーヘン、チョコクランチなど人気の5種類のお菓子が楽しめるボリューム満点の焼菓子セット。

クッキーとチョコレートの絶妙なハーモニーを持つチョコチップ、国産パイ生地でサクッと焼き上げたロングスティックパイ、1層1層丁寧に焼き上げたバニラ味とココア味のバームクーヘン。そして、風味豊かなバニラクリームとチョコをサンドしたゴーフレット、ザクザクとした食感がたまらないチョコレートクランチと、バラエティ豊かな詰め合わせです。

バラエティ豊かなスイーツアソートは、個包装で賞味期限も長いので、ママ友の家への訪問や帰省時の手土産などにぴったりです。ボリュームたっぷりな焼菓子セットなので、老若男女問わず喜んでもらえると思います。

スイーツアソート+S

和菓子編｜匠八　ふくふくもなか（11個）

おやつを漢字で『御八』と書くことから誕生した和菓子ブランド『菓匠八』のもなか。ぽっちゃりとした犬と猫の形がかわいい手作りもなかは、餡子は北海道十勝産の小豆を使用し上品ですっきりとした程よい甘さ、皮はできたてのパリッと感と芳ばしさを味わえます。

そのまま食べても美味しいですが、餡子の代わりにフルーツやクリーム、チョコレートなどのお好きな味にアレンジできます。お子様のいるご家庭では、自分で餡子を詰める楽しさと、もなかを好きな味にアレンジするなどのお菓子づくりを楽しめます。

ご自宅用はもちろん、祖父母宅や実家への帰省時、犬や猫好きな方への手土産にも最適です。

匠八　ふくふくもなか（11個）

3,000〜5,000円｜王道の手土産

次は、3,000〜5,000円で喜ばれる王道の手土産をご用意しました。お菓子やスイーツももちろんいいですが、消えものの代表格として消耗品をプレゼントするのもおすすめです。

スイーツ編｜キコロバウムギフト

甘くしっとり濃厚なバウムクーヘンとコクが豊かなブレンドコーヒーのセットです。北海道生乳100%の生クリームを使用したバウムクーヘンは、上質な素材を使用し、濃厚な味わいに仕上げています。

何重にも生地を重ねたバウムクーヘンは、年をかさねていく木の年輪のよう。その縁起の良い姿に末永い夫婦の幸せを重ね、結婚式の引菓子として人気のスイーツです。

個包装されたミニバウムは、食べやすいサイズで2種類の味を楽しめます。食べきりサイズなので、仕事や家事の合間のちょっとしたおやつにもおすすめ。また小分けもしやすいので、ホームパーティーや親戚の集まりなどの手土産にも最適です。

幸せな気持ちや感謝の気持ちを、縁起の良いバウムクーヘンと共にお届けします。

キコロバウムギフト

消耗品編｜今治謹製　紋織タオル　バス・フェイス・ウォッシュタオルセット（木箱入）

日本古来の唐草紋様と来島海峡の荒波を連想させる波紋様からとった、手書きの不規則な曲線をジャガード織で美しく表現しました。2004年の発売以来、今治謹製を代表し愛され続けてきたロングセラーブランドのタオルセットです。

カラーは、ピンク・ブルーの2種類から選べます。毎日使うタオルだからこそ、良いものを。ふっくらボリューム感があり、やわらかい肌触りと吸水性に優れた今治タオルは、もらって嬉しい贈り物です。

高級タオルと呼ばれる今治タオルは、格調高い木箱に入っているので、感謝の気持ちを伝える贈り物として、結婚の挨拶や顔合わせなどにおすすめです。

今治謹製　紋織タオル　バス・フェイス・ウォッシュタオルセット（木箱入）

5,000円以上｜特別感のある手土産

5,000円以上の少し特別感のある手土産をまとめました。普段からお世話になっている方や久しぶりに会う方に喜んでもらいたいときにいかがでしょうか。

スイーツ編｜スイートバスケット焼き菓子詰合せ

厳選された北海道産生乳と国産小麦を使用し、しっとり焼き上げた6種のマドレーヌ詰合せ。

カナダ製造メープルシロップを使用したメープル、北海道産生乳を使用したミルク、珈琲と北海道生乳をブレンドしたカフェラテ、国産りんごの果肉を使用したアップル、オレンジ果肉使用のオレンジ、クーベルチュールを使用したチョコの6種の味を楽しめます。

素材の風味豊かに焼き上げたマドレーヌは、一つ一つが個包装になっているのでお配り用やビジネスシーンでの手土産などに最適です。

コーヒーや紅茶などと一緒に楽しめるマドレーヌは、6種の味から好きな味を選んで食べられるので、素敵なカフェタイムになると思います。食べたいときに食べたい分だけ！老若男女問わず喜ばれる焼き菓子の詰合せです。

スイートバスケット焼き菓子詰合せ

グルメ編｜山本屋総本家　生みそ煮込みうどん詰合せ（4食）

創業90年以上の名古屋の名店『山本屋総本家』。

天然熟成した濃厚でコクのある地元銘産岡崎のカクキュー八丁味噌をベースに白味噌や生醤油などをブレンドした秘伝のだしは、門外不出。赤味噌の渋みに白味噌の甘みが絶妙に絡み、醸し出されるまろやかな味わいはどなたにも好まれます。

山本屋総本家の煮込みうどんは、コクのある風味豊かな味わいのみそだしと、国内産小麦粉使用の歯ごたえのあるかたいうどんが特徴です。

みそ煮込みうどん専門店の味、名古屋名物の味をご家庭でもお楽しみください。お世話になった方や、両親・親戚への贈り物としておすすめの一品です。

山本屋総本家　生みそ煮込みうどん詰合せ（4食）

手土産の基本マナー

手土産を選ぶ際、品物選びだけでなく贈る際のマナーも大切です。さらにお相手に感謝の気持ちをきちんと伝え、喜んでいただく品物選びを心がけることに加えて、基本的なマナーはしっかりと押さえておきたいところ。

ここでは、特に注意すべきマナーを3つのポイントに分けて解説します。

• 渡すタイミング｜部屋に通されて挨拶が済んだ後
• 渡し方｜紙袋から出し、相手に正面を向けて渡す
• 添える言葉｜「つまらないものですが」は避ける

マナーを守ることで、せっかくの手土産を台無しにせず、感謝の気持ちがより深く相手に伝わるようにしましょう。

渡すタイミング｜部屋に通されて挨拶が済んだ後

手土産を渡す最適なタイミングは、部屋に通されて挨拶が済んだ後です。紙袋や風呂敷に入っている場合、スムーズに紙袋や風呂敷から品物を出し渡すようにします。

また、飲食店での会食の際は、あいさつの直後に手土産をお渡しすると相手の荷物になり、帰るまで手土産の扱いに気を遣わせてしまいます。そのため、会食や訪問の終わり、相手が帰るタイミングでお渡しするのが渡し方として親切でしょう。

ベストなタイミングとして、会食や訪問が終わった後、お開きのタイミングで渡します。相手が席を立つ際に一言添えて渡すとよいでしょう。

渡し方｜紙袋から出し、相手に正面を向けて渡す

手土産は紙袋（風呂敷）から取り出し、相手から見て品物が正面になるように向きを調整して渡します。紙袋は埃除けの役割があるため、埃がついたものをそのままお渡しするのは失礼になるからです。紙袋は畳んで持ち帰るようにしましょう。

ただ、相手のオフィスや自宅以外で渡す場合には、紙袋のまま渡した方が相手が持ち帰りやすい場合もあります。そのときは、「紙袋のまま失礼します。」と一言添え、紙袋の持ち手と底に手を当ててお渡しするようにしましょう。

紙袋（風呂敷）に関しては、TPOに応じて対応を変える必要もあるので、基本的なマナーを知っておくことで、失礼なく手土産を渡すことができますね。

添える言葉｜「つまらないものですが」は避ける

手土産を渡す時に「つまらないものですが」ということがありますが、この言葉は避けましょう。一昔前は謙虚な表現として使われていましたが、現代ではこうした表現を「へりくだりすぎている」「マイナスな印象を受ける」と感じる方も増えているようです。

印象が悪くない表現として「お口に合うと嬉しいのですが」「皆さんで召し上がってください」といった柔らかで前向きな表現を用いることがよいでしょう。渡す側も渡される側もハッピーな気持ちになれる言葉なので、ぜひお渡しするときに添えるのも◎。

以下、シチュエーションに合わせた挨拶なので参考にしてくださいね。

シチュエーション	手土産を渡す際にふさわしい挨拶の一例
友達・親族など親しい関係の場合	「以前、好きだとおっしゃっていたので」「好物だと伺いましたので」
大事な取引先の場合	「みなさんでどうぞ」「今人気の（話題の）品物と聞いたので」
会食やパーティーに参加した場合	「ほんの気持ちです」「お口に合うといいのですが」
お詫び・謝罪のために訪問した場合	「心ばかりの品ですが、お納めください」

手土産の相場に関するよくある質問

手土産を選ぶ際にいろんな疑問が浮かぶでしょう。手土産の場合、さまざまなシチュエーションがあるので「こんな時はどうすれば？」と迷うことも少なくありません。

ここでは、手土産に関して多くの方が気になる質問とその回答をまとめました。

• 「手土産はいらない」と言われたら？
• コンビニで手土産を買うのはアリ？

手土産での悩みを、こちらのQ＆Aで解消していきましょう。

「手土産はいらない」と言われたら？

手土産がいらないと言われた場合、まずは相手の言葉をそのまま受け取り、手土産を持参しないのが基本です。しかし、相手の気持ちを考えて、少し気を遣った対応をする場合もあります。

気を遣って断られている場合もあるので、「せっかくなので何かお持ちしたいのですが」と一言添えて、相手の気持ちを再度確認してみるのもよいでしょう。それでも「大丈夫です」といわれた場合、無理に持参する必要はありません。

また、どうしても手土産を渡したい場合は、相手が気軽に受け取れる、負担にならない2.000円以下程度のものを選ぶようにしてもよいでしょう。

コンビニで手土産を買うのはアリ？

お相手との関係性にもよりますが、友人やママ友・ちょっとしたお礼などのカジュアルな場面では、コンビニで手土産を買うことに問題はありません。

しかし、あまりに安いスナック菓子などは失礼に感じる場合もあり、逆に高価なものは気を遣わせてしまうので注意しましょう。コンビニの品物でも袋に入れてもらう、前もって紙袋を用意するなどの配慮が必要です。

コンビニで買った物をそのまま渡すより、ひと手間加えておしゃれに見せるのもおすすめです。今は可愛いラッピング用品が100円ショップでもたくさん売られています。コンビニで買った物を可愛いラッピング袋に入れるだけでも丁寧さが伝わりますね。

また、かしこまった場面や目上の方への手土産には、コンビニの商品は避けた方が無難でしょう。

まとめ

手土産の相場といっても、数あるギフトの中から何を選ぶか、シチュエーションによっても全く内容は変わってくることがわかりましたが、一番大切なのは、お相手への「ありがとう」「よろしくおねがいします」といった敬意の気持ちです。

今回紹介した手土産の選び方やマナーは大事ですが、それ以上に相手のことを考えた品物選びが大切です。その上にお気持ちと品物の2つがそろって、「人に何かを差し上げて楽しい」「人から何かをいただいて嬉しい」が成立するでしょう。

定番の商品だけでなく、最近特にギフトとして注目されているものも多くあります。あなたの想いがこもった品物であれば、きっとその温かい気持ちは伝わるでしょう。

本記事で紹介した内容が、あなたの手土産選びのお手伝いになれば幸いです。素敵な手土産を選べることをお祈りしております。

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