内祝いのお返しは不要な場合は?知っておいて損はないマナーを解説
新築内祝い/結婚祝い/出産内祝い/結婚内祝い/
2026.02.10
「内祝いは不要と言われたけど…」「内祝いは必ずするべきではないのか…」慶事の幸せな節目だからこそ、お祝いをくださった方々への感謝の気持ちは、しっかりと形にして伝えたいところ。
しかし、「お返しは不要」といわれてしまうと、本当に内祝いを贈らなくてよいものなのか、社交辞令なのではないかなど、マナーの面からみても不安になってしまいますよね。特に初めての内祝いなら、その悩みは一層深まることでしょう。
この記事では、そんなあなたの不安を解消し、そもそもの内祝いの意味や、自信を持って内祝いを選べるよう、具体的なおすすめギフトをまとめました。
さらに相手に合わせた内祝いを贈る贈らないの選択、知っておくべき贈答マナー、そして多くの人が抱く疑問点まで、幅広く徹底解説します。大切な方への感謝の気持ちが伝わるような内祝い選びをここから学んでいきましょう。

白川さやか
ギフトコンシェルジュ/Atelier GIFT 編集部
『「今」を贈る、心からのギフト。』を合言葉に、Atelier GIFTで年間2,000件以上のギフト選定をサポート。自分自身も年間30件以上のギフトを贈るほど、贈りもの好き。喜ぶ顔を見るのが何よりの原動力です。実体験に基づいたリアルな視点で、贈る人の気持ちに寄り添いながら、受け取る人の心にも残るギフトをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください。
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内祝いのお返しは必要なの?

「内祝いって必要?」と思われることもありますが、お祝いをいただいた方への内祝い(お返し)は必要です。では、なぜ内祝いが必要なのかを紹介しましょう。
ここでは、特に注意すべき内祝いの常識や基本的に覚えておいてほしいポイントを3つに分けて解説します。
- 内祝いのお返しはしっかりするのがマナー
- 本来の内祝いは逆だった
- 現代の内祝い事情について
これらを知ることで、内祝いがなぜ必要なのかがはっきり分かりやすくなり、いただいたお祝いに対して内祝いを贈る文化を理解することができるでしょう。
内祝いのお返しはしっかりするのがマナー
内祝いのお返しは、しっかりおこなうのが一般的なマナーです。いただいたお祝いに対する感謝を伝えるとともに、幸せをおすそ分けすることを意味します。お祝いをいただいてから1ヶ月以内に贈るのが一般的です。
万が一、「要らない」と言われた場合も、感謝の気持ちを伝えるために心ばかりの内祝いや、挨拶状を贈って感謝の気持ちを伝えるのが基本。
また、すべての内祝いにのしを付けるようにするのもマナーのひとつです。のしは、結婚内祝いには結び切り、それ以外は蝶結びののしを使うようにしましょう。
本来の内祝いは逆だった
本来、内祝いは自分の家でおめでたいことがあった際、ご近所や身内へおすそ分けして一緒に喜びを分かち合うためのものでした。そのため、お祝いを頂いたかどうかにかかわらず、自分から周囲に贈っていたのが昔の内祝いです。
自分の家で起きた結婚や出産などの慶事を、親族や近所の人などへ報告し、その幸せをお裾分けするために、贈り物や宴席を設ける「喜びの共有」が目的だったということになります。
現代の内祝い事情について
現代の内祝い事情として、昔の内祝いとは違いお祝いをいただいたお返しという意味合いが強いです。お祝いをくださった方へ、後日「感謝」を伝えるお返しとして贈ることが、現代の内祝いとされています(結婚、出産、新築など)。
地域によって事情は異なりますが、お祝いをいただいた場合に品物などでお返しをするのが、現代の内祝いのスタンダードです。また、最近では手渡しにこだわらず、配送や便利なカタログギフト、SNSで贈れるソーシャルギフトの利用も増えています。
内祝いの種類について

内祝いには、結婚内祝いをはじめ、出産内祝いや初節句の内祝いなど、さまざまなものが挙げられます。ここでは、結婚や出産・新居に関わる内祝いを中心にご紹介しましょう。
各内祝いでは、贈る趣旨や内容も少し変わります。ここでは、大切にしたい3つの内祝いの特徴や相場なども解説していきます。
- 結婚内祝い
- 出産内祝い
- 新築内祝い
これらの違いを押さえることで、きっとお相手に気持ちが伝わる素敵な内祝いを贈れるようになるでしょう。
結婚内祝い
結婚内祝いとは、二人の結婚へお祝いをくださった方へお礼をすることです。結婚式を挙げる際は、おもてなしや引き出物などで感謝の気持ちを伝えるので、改めて結婚内祝いを贈る必要はありません。
結婚式に出席していない方がお祝いをくださった場合、結婚内祝い(お返し)を贈ります。結婚式を行っていない場合も、お祝いをくださった方全員に内祝いを贈るのがマナーです。時期は結婚祝いをいただいて1ヶ月以内に贈るようにします。
結婚内祝いの一般的な相場は、いただいたお祝いの金額の半分〜3分の1が基本です。友人・同僚には半返し、親族や上司には半分〜3分の1を目安にするのが一般的になります。
結婚内祝いののし紙は、赤白のあわじ結び(あわび結び)や結び切りの水引が印刷されているものを用い、表書きは「寿」あるいは「結婚内祝」とするのが一般的です。水引の下には、ふたりの新姓や新姓+ふたりの名前を記します。
出産内祝い
出産内祝いは、出産に際してお祝いをくださった方へお礼をすることをいいます。贈る時期は出産後1ヶ月頃、ちょうどお宮参りをするくらいに贈るのがよいでしょう。
ただし、出産後はまだ入院をしている可能性や、ママや赤ちゃんの体調が優れないこともあるので、1ヶ月頃にとらわれ過ぎることはありません。感謝の気持ちを込めて、万全の体調のときに出産内祝いをお渡しする方がよいでしょう。
出産祝いの内祝いの相場は、頂いたお祝いの半分〜3分の1が一般的です。例えば1万円頂いた場合は3,000〜5,000円の品が一般的になります。
出産内祝いののし紙は、赤白の蝶結びの水引が印刷されたものを選び、表書きは「内祝」や「出産内祝」。水引の下には、赤ちゃんの名前を書き、名前にはふりがなを振るとよいでしょう。
新築内祝い
新居を建てた場合、マンション購入した場合、いただいた新築祝いのお礼をすることを新築内祝いといいます。また、お祝いをくださった方を新居に招待できなかった場合、新築祝いのみをいただいた場合は、内祝いを贈るようにしましょう。
新しい家を建てた場合、お披露目でこちらから新居に招待することが多いです。そこで十分なおもてなしができれば、新築祝いに対して別途内祝い(お返し)を贈る必要はありません。
新築内祝いの相場は、頂いたお祝いの半分〜3分の1、贈るタイミングは引っ越しが落ち着いてから1〜2ヶ月以内が一般的です。お祝いをいただいてから、あまり期間が空きすぎないようにしましょう。
新築内祝いののし紙は赤白の蝶結びが印刷されているもので、表書きは「内祝」または「新築内祝」とします。水引の下には、贈り主や世帯主の姓あるいは姓名を書きます。二世帯住宅などで名字が複数ある場合は連名にし、親の姓を右側に書くようにしましょう。
内祝いのお返しにおすすめのギフト

こちらでは、アトリエギフトのコンシェルジュが厳選した内祝いにおすすめのギフトを紹介。内祝いで人気のグルメ・スイーツなど日常で使える調味料まで、さまざまなニーズに合うギフトを提案します。
ギフトの専門知識豊富なコンシェルジュが、多くの品物の中から選んだ品物ですので、ぜひ、各内祝いの品物を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
結婚内祝いにおすすめギフト
定番カタログギフト「PRIME SELECTION」+極和膳 加賀の福籠 お吸い物・お茶漬け最中詰合せ+バウムクーヘン

累計900万冊突破の定番カタログギフト「PRIME SELECTION」、お湯を注ぐだけの高級感漂う「お吸い物・お茶漬け最中詰合せ」、幸せを願うという意味がある「バウムクーヘン」と季節の象徴を映し出す当店オリジナルのドライフラワーをセットにした高級感あふれるAtelier GIFTオリジナルセットです。
ご両親や親戚、お世話になった方への結婚内祝いにとても人気のギフトです。
https://www.atelier-gift.jp/c/set/AT2419ADNSHB1481
出産内祝いにおすすめギフト
お福分けカステラ6個セット(お名入れ)

京都三源庵のキューブタイプのカステラ4種(プレーン・宇治抹茶・ショコラ・いちご)を高級感のある桐箱に詰めました。
葉酸を含んだ「葉酸卵」を使用し、食べきりサイズの大きさにしました。お子さまからお年寄りまで安心してお召し上がりいただける自然な美味しさのカステラです。
木箱のフタに赤ちゃんのお名前と生年月日を入れられるので、出産内祝いにおすすめです。
https://www.atelier-gift.jp/c/item-category/sweets-drinks/japanese-sweets/AT2512BDNSHM4240
新築内祝いにおすすめギフト
美食ファクトリー 厳選こだわり調味料ギフト

お醤油・油・ぽん酢など、毎日の食卓には欠かせない調味料をセレクトしたギフトセットです。
調味料にはすべて自然な素材を使用しており、健康にも配慮されているのでアレルギーや添加物に敏感な方にも安心してお使いいただけます。厳選された調味料は、素材本来の味を引き立てるので自宅での料理がワンランクアップし、毎日の食卓を華やかに彩りますよ。
お料理好きな方や素材にこだわる方、お世話になった方への新築内祝いにおすすめです。
https://www.atelier-gift.jp/c/item-category/gourmet/jam-seasoning/AT2411GDNSHM2920
「内祝いのお返しは不要?」に関してよくある質問

「内祝いが不要な場合は?」と思う方の中には、他にもさまざまな疑問が浮かぶことでしょう。「こんな時はどうすればいいの?」というイレギュラーも少なくありません。
ここでは、内祝いの贈り物に関して、多くの方が気になる質問とその回答を各内祝いでまとめました。
- 結婚内祝いが「不要」な場合はあるの?
- 10年来の友人から連名で出産祝いをくれて「お返しはいらないよ。」と言われた場合はどうするべき?
- 新築内祝いを断るのは失礼なこと?
これらの情報が、あなたの内祝い選びの一助となれば幸いです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
結婚内祝いが「不要」な場合はあるの?
一般的に結婚内祝いはするべきですが「不要」な場合もあります。結婚式で引き出物を渡している場合、相手から「不要」と明言された場合、少額の結婚祝いを頂いた場合などです。
特に親戚や親しい間柄で「お返しはいらない」と辞退された場合は、甘えてお返しを贈らなくても問題ありません。しかし、感謝の気持ちは必ず伝えるようにしましょう。お返しは不要といわれても、お礼状やプチギフトを贈ると丁寧です。別の機会に会食するのも気を遣わせないお礼になります。
10年来の友人から連名で出産祝いをくれて「お返しはいらないよ。」と言われた場合はどうするべき?
お友達から連名で出産祝いをいただくことはよくあると思います。そんな中、「お返しはいらないよ。」といわれた場合でも人数分で割って各々に半返しをしましょう。
いただいたものにもよりますが、「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があります。冠婚葬祭に関することはしっかりお礼をして、他のことでご友人には甘えましょう。
受け取りやすいカジュアルなギフトにすることや、「主人がどうしてもというから。」などと伝えても素直に受け取ってもらいやすいですよ。
新築内祝いを断るのは失礼なこと?
新築内祝いを辞退または断ることは、基本的に失礼にはあたりません。しかし、相手との関係性や真意を見極める必要があります。
親族や親しい間柄での「いらない」は言葉通り受け取って良いことが多い一方、目上の方や社交辞令の場合、完全に無視すると失礼に当たる可能性があるため、お礼状や菓子折りなどで感謝を伝えるのがマナーです。
また、目上の方や上司へ内祝いを断る行為は失礼にあたります。この場合は、素直に感謝の気持ちとして受け取るようにしましょう。
内祝いのお返しが不要と言われた場合はちょっとした気持ちを伝えよう
内祝いやお返しを不要といわれることはあることなので、ご厚意として受け取ることも大切です。また、内祝いを贈ることはこちらの感謝の気持ちでもあります。その中でも最も大切なのは、お祝いをくださった方への「ありがとう」という感謝の気持ち。
ご紹介した内祝いが本当に必要なのか不要なのか、それぞれのマナーは、大切な気持ちをお相手にきちんと伝えるための選択肢にすぎません。
あなたの状況や相手の方を想い、心を込めて選んだことならば、きっとその温かい気持ちは伝わるはず。この記事で得たヒントが、あなたの内祝いの選択肢を増やすことができたなら幸いです。
さまざまな新たな門出と、大切な方々との素晴らしいご縁が、より良い関係になることを心よりお祈りしております。